永源寺は、臨済宗・黄檗宗の各派15本山のひとつ、永源寺派の大本山で、全国に127の末寺を擁し、坐禅研鑽と天下安全を祈願する古道場です。
南北朝時代の康安元年(1361)近江守護職 佐々木六角氏頼(うじより)公が、高僧のほまれ高い寂室元光禅師(じゃくしつげんこう)に帰依し、領内の勝景である雷渓(らいけい)を寄進し伽藍を創建したことに始まりました。氏頼公は、高野山で僧の修行をされたこともある篤信の人で、その法名「雪江宗永」および佐々木源氏の嫡流であったことから「永源寺」と命名されました。
また山号の「瑞石山」は、はじめ飯高山と称したのを、伽藍の造営時に巨大な台石がわずかの人足の力で動いたこと、本尊 観世音菩薩が大岩の上に出現されたことなど、さまざまな石にまつわる奇瑞があり、それに因って改号されたと伝えられています。
禅師が入寺、開山されると、その高徳を慕う僧俗二千人あまりが集い、往時には山中に五十六坊もの末庵を有したといいます。
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アクセス | 車 名神高速「八日市I.C」より車で20分 東海環状自動車道「大安I.C」より車で40分 東名阪自動車道「桑名I.C.」より車で60分 その他 近江鉄道バス・御園線 八日市駅より35分「永源寺前」下車 |
WEBサイト | 永源寺 |