滋賀県は、国宝・重要文化財の指定が「建造物」では全国第三位を数えるほど豊富な文化財を保有しています。湖南の３つの神社仏閣をご紹介します。

■長寿寺
長寿寺の本堂は、国宝である春日厨子をはじめ、数多くの重要文化財が安置されている"歴史の宝庫"です。本堂裏手 の収蔵庫には3ｍほどの巨大な黄金の仏像「丈六阿弥陀如来坐像」が鎮座しています。
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■常楽寺
国宝に指定されている桧皮葺の本堂の後方にはすぐれた形姿の三重塔があり、背後の樹林が美しい調和を見せています。三重塔の初重内部には禅宗様の須弥檀を設け、板壁や四天柱その他には仏画や彩色模様が描かれています。
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■善水寺
宮殿風の趣をもつ荘厳でどっしりした構えの本堂は、天台仏殿代表で織田信長の兵火の時も唯一消失を免れ、国宝に指定されています。そして堂内には、重要文化財に指定されている木造薬師如来坐像をはじめ、天平時代から平安時代を代表する素晴らしい仏像15体の他15体が安置されており、いずれも見ごたえのあるものばかりです。
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